MENU
  • HOME
  • 取引実績
  • 会社概要
  • 資料DL
  • お問い合わせ
  • FAQ
  • BigQuery記事
  • Struccle記事
データ流通、検索エンジン開発のプロフェッショナル
DataStructor
  • HOME
  • 取引実績
  • 会社概要
  • 資料DL
  • お問い合わせ
  • FAQ
  • BigQuery記事
  • Struccle記事
DataStructor
  • HOME
  • 取引実績
  • 会社概要
  • 資料DL
  • お問い合わせ
  • FAQ
  • BigQuery記事
  • Struccle記事
  1. ホーム
  2. BigQuery
  3. BigQueryでデータ分析
  4. BigQueryでコスト削減!クエリの最適化で費用を抑えよう

BigQueryでコスト削減!クエリの最適化で費用を抑えよう

2024 11/28
BigQuery BigQueryでデータ分析
2024年9月22日2024年11月28日
目次

記事の対象者と解消できるお悩み

【対象者】

初中級データアナリスト

【興味関心】

  1. BigQueryの費用
  2. コスト削減
  3. データ分析の効率化
  4. SQLスキルアップ
  5. BigQueryの効果的な利用方法

【解消できるお悩み】

  1. BigQueryを使ってみたいけど、費用が心配…
  2. データ分析のコストを削減したい
  3. BigQueryの料金体系がよくわからない
  4. SQLをもっと効率的に書きたい
  5. BigQueryをもっと効果的に活用したい

記事作成者

【人物】株式会社志庵 代表取締役 佐藤 光 起業6年目

【経歴】株式会社光通信➜光通信同期と起業➜データアナリスト転職➜SaaSで2度目起業

【会社実績】

SaaS 資金調達無しARR2億円

SaaS GMV200億円

【内容】自社AaaSであるStruccle、webスクレイピング、BigQueryに関する記事を作成

各種用語

  • ARR(Annual Recurring Revenue)
    • サブスクリプションサービスの年間売上※当社はSaaS売上
  • Struccle(ストラクル)
    • 株式会社志庵が独自開発しているAaaS
  • AaaS(アース)
    • Data Analytics as a Serviceの意
  • SaaS(サース)
    • Software as a Serviceの意
  • GoogleCloudPlatform
    • Googleが提供するクラウドプラットフォーム。この中に様々なサービスが存在する。
  • GCP(ジーシーピー)
    • GoogleCloudPlatformの略
  • BigQuery(ビッグクエリ)
    • 上記GCPの中に含まれるデータ分析基盤サービス
  • SQL(エスキューエル)
    • データベースを操作するプログラミング言語
  • クエリ
    • SQLで記述した命令文
    • クエリ例)
      • SQL構文のクエリ⬇
        • SELECT item_name, price FROM sales_table where price >= 1000;
        • 上記クエリ(命令文)の意味としては「売上テーブル(sales_table)から価格(price)が1000円以上の商品名(item_name)と価格(price)を抽出する」
  • ペタバイト
    • データの単位 ペタバイト=1000テラバイト=約100兆行のデータ

概要

BigQueryは、高速な処理性能とスケーラビリティを備えた強力なデータウェアハウスですが、大量のデータを扱う場合、クエリの実行コストが高額になる可能性があります。BigQueryを効果的に活用し、コストを削減するためには、クエリの最適化が重要です。クエリの最適化とは、クエリの実行速度を向上させ、処理するデータ量を減らすことで、コストを抑えることです。

この記事では、BigQueryのクエリコストの仕組み、コスト発生要因、そしてクエリの最適化テクニックを解説します。具体的なSQL例も交えながら、BigQueryをより効率的に、より低コストで利用する方法を学びましょう。

目次

  1. BigQueryのクエリコストの仕組み
  2. BigQueryのクエリコスト発生要因
  3. BigQueryクエリ最適化テクニック
    1. 1. 必要なカラムだけを選択する
    2. 2. WHERE句でデータ量を絞り込む
    3. 3. ワイルドカードの使用を避ける
    4. 4. 集計関数を効果的に利用する
    5. 5. パーティション分割とクラスタリングを活用する
    6. 6. LIMIT句を適切に使用する
    7. 7. キャッシュを活用する
  4. BigQueryのコスト管理機能
  5. BigQueryで実践!クエリ最適化例
  6. FAQ:BigQueryに関するよくある質問
  7. まとめ:BigQueryのクエリ最適化でコスト削減を実現しよう!

1. BigQueryのクエリコストの仕組み

BigQueryは、従量課金制を採用しており、使用したリソースの分だけ料金が発生します。クエリコストは、主に以下の2つの要素に基づいて計算されます。

  • 処理したデータ量: クエリの実行によって処理されたデータ量(TB)に応じて課金されます。SELECT句で指定されたカラムだけでなく、WHERE句などでフィルタリングされる前のデータ量も含まれます。
  • クエリ実行時間: クエリの実行時間に応じて課金される場合もあります。ただし、BigQueryのクエリ実行時間は非常に高速であるため、通常はデータ処理量の方がコストに大きく影響します。

BigQueryには、毎月一定量まで無料で利用できる無料枠が用意されています。無料枠の範囲内であれば、クエリコストは発生しません。ただし、無料枠を超えた場合は、超過分に対して課金されます。

2. BigQueryのクエリコスト発生要因

BigQueryのクエリコストは、クエリの書き方によって大きく異なります。以下の様なクエリは、コストが高くなる傾向があります。

  • SELECT *: すべてのカラムを選択するクエリは、処理するデータ量が多くなるため、コストが高くなります。
  • 広範囲なWHERE句: 条件が緩く、多くのデータが処理対象となるクエリは、コストが高くなります。
  • JOIN句の多用: 複数のテーブルを結合するクエリは、処理が複雑になり、コストが高くなる傾向があります。
  • ユーザー定義関数(UDF)の利用: UDFは、クエリ実行時に追加の処理が必要となるため、コストが高くなる場合があります。

3. BigQueryクエリ最適化テクニック

BigQueryのクエリコストを削減するためには、クエリの最適化が重要です。以下に、クエリの最適化テクニックをいくつか紹介します。

3.1 1. 必要なカラムだけを選択する

SELECT句では、必要なカラムだけを明示的に指定しましょう。`SELECT *` を使用すると、すべてのカラムが選択され、処理するデータ量が増えてしまいます。必要なカラムだけを選択することで、処理するデータ量を減らし、クエリコストを削減することができます。

悪い例:

SELECT * FROM employees;

良い例:

SELECT employee_id, employee_name, department FROM employees;

3.2 2. WHERE句でデータ量を絞り込む

WHERE句で適切な条件を指定することで、処理対象となるデータ量を絞り込み、クエリコストを削減することができます。特に、大規模なテーブルを扱う場合は、WHERE句を効果的に利用することが重要です。

例:

SELECT * FROM sales WHERE date >= '2023-01-01' AND date <= '2023-12-31';

3.3 3. ワイルドカードの使用を避ける

ワイルドカード(*)は、すべてのカラムを選択する際に使用しますが、クエリコストが高くなる原因となります。必要なカラムだけを明示的に指定しましょう。

悪い例:

SELECT * FROM products WHERE category = 'Electronics';

良い例:

SELECT product_id, product_name, price FROM products WHERE category = 'Electronics';

3.4 4. 集計関数を効果的に利用する

集計関数(SUM、AVG、COUNTなど)を利用することで、BigQuery側でデータを集計させることができます。集計処理をクライアント側で行うよりも、BigQuery側で行う方が高速に処理でき、コストも削減できます。

例:

SELECT department, AVG(salary) AS average_salary FROM employees GROUP BY department;

3.5 5. パーティション分割とクラスタリングを活用する

BigQueryでは、テーブルをパーティション分割したり、クラスタリングしたりすることで、クエリのパフォーマンスを向上させ、コストを削減することができます。

  • パーティション分割: テーブルを特定のカラムの値に基づいて分割することで、クエリ処理の対象となるデータ量を減らすことができます。例えば、日付カラムでパーティション分割することで、特定の日付範囲のデータだけを効率的に取得できます。
  • クラスタリング: テーブルを特定のカラムの値に基づいてクラスタリングすることで、関連するデータが物理的に近い場所に保存されるため、クエリ処理を高速化できます。例えば、顧客IDでクラスタリングすることで、特定の顧客のデータを効率的に取得できます。

3.6 6. LIMIT句を適切に使用する

開発やテスト段階では、`LIMIT`句を使って取得するデータ量を制限することで、クエリの実行時間を短縮し、コストを削減できます。本番環境では、必要以上のデータを取得しないように、`LIMIT`句を適切に設定しましょう。

3.7 7. キャッシュを活用する

BigQueryは、クエリ結果をキャッシュするため、同じクエリを再度実行する場合は、キャッシュから結果を取得することができます。キャッシュを活用することで、クエリの実行時間を短縮し、コストを削減できます。キャッシュは、最大24時間保持されます。

4. BigQueryのコスト管理機能

BigQueryには、コストを管理するための機能がいくつか用意されています。これらの機能を活用することで、コストの超過を防ぎ、予算内でBigQueryを利用することができます。

  • カスタムクォータ: プロジェクトレベルで、1日あたりのクエリ処理量に上限を設定できます。
  • 予算とアラート: BigQueryの使用料金に対して予算を設定し、予算超過が予測される場合にアラートを受け取ることができます。
  • 料金シミュレーター: クエリを実行する前に、クエリの推定コストを確認できます。

5. BigQueryで実践!クエリ最適化例

ここでは、BigQueryの無料公開データセット「NYC Taxi Trips」を使って、クエリ最適化の例を紹介します。このデータセットには、ニューヨーク市のタクシー乗車に関する情報が格納されています。

例:特定の期間、特定のベンダーの乗車回数を集計する

最適化前のクエリ

SELECT
  *
FROM bigquery-public-data.new_york_taxi_trips.tlc_yellow_trips_2015
WHERE vendor_id = '1'
AND pickup_datetime BETWEEN '2015-01-01' AND '2015-01-31';

このクエリは、2015年1月1日から2015年1月31日までの、ベンダーIDが ‘1’ のすべての乗車レコードを取得します。`SELECT *` を使用しているため、すべてのカラムが選択され、処理するデータ量が多くなります。

最適化後のクエリ

SELECT DATE(pickup_datetime) AS trip_date, COUNT(*) AS trip_count
FROM bigquery-public-data.new_york_taxi_trips.tlc_yellow_trips_2015
WHERE vendor_id = '1' AND pickup_datetime BETWEEN '2015-01-01' AND '2015-01-31'
GROUP BY trip_date
ORDER BY trip_date;

このクエリは、必要なカラム(乗車日付と乗車回数)だけを選択し、`GROUP BY`句を使って乗車日付ごとに集計しています。これにより、処理するデータ量が減り、クエリコストを削減することができます。

6. FAQ:BigQueryに関するよくある質問

Q1. BigQueryの無料枠を超えて利用すると、どのくらい費用がかかりますか?

A1. 無料枠を超えた場合、従量課金制で料金が発生します。料金は、処理したデータ量やストレージ容量などによって異なります。詳しくは、BigQueryの料金ページをご確認ください。

Q2. BigQueryで使えるSQLは、他のデータベースと同じですか?

A2. BigQueryは標準SQLをサポートしており、他のデータベースで学んだSQLの知識を活かすことができます。ただし、BigQuery独自の関数や構文も存在するため、BigQueryのドキュメントで詳細を確認することをおすすめします。

Q3. SQLの学習には、どのような教材がありますか?

A3. SQLの学習には、オンライン学習サイト、書籍、動画教材など、様々な教材があります。初心者向けの教材から、上級者向けの教材まで、レベルに合わせて選ぶことができます。Googleが提供するBigQueryのチュートリアルもSQLの学習に役立ちます。

7. まとめ:BigQueryのクエリ最適化でコスト削減を実現しよう!

BigQueryは、強力なデータウェアハウスですが、クエリの書き方によってはコストが高額になる可能性があります。クエリの最適化テクニックを理解し、実践することで、BigQueryをより効率的に、より低コストで利用することができます。この記事で紹介した内容を参考に、BigQueryのコスト削減に取り組んでみましょう。

BigQuery導入サポート、転職検討中の方はお問い合わせフォームからご相談くださいませ。

誠心誠意精一杯対応いたします。

【参考URL】

GoogleCloudPlatform:https://console.cloud.google.com/welcome/new

BigQuery:https://cloud.google.com/bigquery?hl=ja

BigQueryリリース情報:https://cloud.google.com/bigquery/docs/release-notes

BigQuery料金:https://cloud.google.com/bigquery/pricing

BigQuery料金無料枠:https://cloud.google.com/bigquery/pricing?hl=ja#free-tier

Google Cloud活用事例:https://cloud.google.com/customers/index.html?hl=ja#

Looker Studio:https://cloud.google.com/looker-studio?hl=ja

Looker Studioサンプル:https://cloud.google.com/bigquery/docs/visualize-looker-studio?hl=ja

人気記事

  • BigQueryの無料枠を活用しよう!制限と注意点、活用方法を解説
  • BigQueryでエラー解決!よくあるエラーと対処法
  • BigQueryのレベル別学習リソースまとめ!初心者から上級者まで役立つ情報源
  • 【SUUMOスクレイピング】Struccleで物件データを全件収集
  • BigQuery入門!無料データでSQLの基本文字列関数をマスター
BigQuery BigQueryでデータ分析
BigQuery データ分析
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
カテゴリー
  • AI_Agent (97)
    • Agent開発 (97)
  • BigQuery (100)
    • BigQueryTips (11)
    • BigQueryでデータ分析 (49)
    • BigQueryのFAQ (1)
    • BigQuery入門 (8)
    • BigQuery学習教材 (22)
    • BigQuery導入ガイド (3)
    • BigQuery最新情報 (3)
    • BigQuery活用事例 (4)
  • Struccle (145)
    • Struccleでスクレイピング (10)
      • suumoの物件データを収集&分析 (1)
      • アニマルジョブの電話番号、メールアドレスを全件収集 (1)
      • データ集計 (6)
      • ホットペッパービューティーのヘアサロンデータを収集&分析 (1)
      • 食べログの飲食店データを収集&分析 (1)
    • Struccleデータ料金事例 (134)
      • 商品分析 (15)
      • 営業リスト (80)
      • 競合分析&市場調査 (58)
      • 自動車 (11)
      • 自社活用 (7)
    • Struccle活用企業様の紹介 (1)
  • 当ブログのコーディング実行環境設定 (1)
目次