AI Agent開発日記 2025/04/19

2025年4月19日

この記事について

本記事は、Agent Builder を使用したデータストア参照型対話エージェントの作成に関する調査記録です。

やりたいこと

Agent Builder を用いたデータストア参照型対話エージェントの作成において、
データストアのファイル数が増加することで回答率が低下する問題への対処を進める。

前回の調査日記

firebaseでの拡張機能を使ったelastic検索を試してみる。

やりたいこと
- 下記記事を参考に以下手順で拡張機能インストールを試みる
  - Firebase Extensions のソースコードをGitHub などからローカルに持ってくる
  - extension.yamlやpackage.jsonなどを最新バージョンに更新
  - 拡張機能をdevレジストリに公開
  - Firebaseプロジェクトにインストール
現状
- npm run build 実行時に、TypeScriptコンパイラによって下記のエラーが発生、
  以下のような様々な試行錯誤を試してみたが、依然としてエラーが解消されないので原因を調査中。
  - パッケージのバージョン調整
  - キャッシュのクリアと再インストール
    - npmのキャッシュをクリアnpm cache clean --forceをし、node_modulesとpackage-lock.jsonを削除してから npm install を実行したが、変化はなし。
  - TypeScript 設定 (tsconfig.json) の見直し
    - moduleResolution, target, strict など、TypeScriptのコンパイル設定を確認し、修正したが変化はなし。
  - 開発環境の再起動
    - 変化はなし。
  - Firebase CLIのfirebase-toolsのアップデート
    - Firebase CLI を最新バージョンにアップデートしたが、変化なし。
  - Node.js のアップデート
    - Node.js を推奨バージョン (v20) にアップデート、変化なし。
  - プロジェクトの再クローン
    - プロジェクトを削除して再クローンしてみたが変化なし。

参照記事

拡張機能

npm run build時に発生したエラー

$ npm run build


> build
> cd functions && npm run build


> @elastic/app-search-firestore-extension@0.4.0 build
> tsc

src/shipToElastic.ts:67:40 - error TS2339: Property 'handler' does not exist on type 'typeof import("/app-search-firestore-extension/functions/node_modules/firebase-functions/lib/v2/index")'.

67 export const shipToElastic = functions.handler.firestore.document.onWrite(
                                          ~~~~~~~


Found 1 error in src/shipToElastic.ts:67