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  4. 【BigQuery公開データ分析】顧客セグメント分析!BigQueryでターゲット顧客を特定

【BigQuery公開データ分析】顧客セグメント分析!BigQueryでターゲット顧客を特定

2024 11/28
BigQuery BigQueryでデータ分析
2024年9月24日2024年11月28日
目次

記事の対象者と解消できるお悩み

【対象者】

初中級データアナリスト

【興味関心】

  1. 顧客理解
  2. ターゲティング
  3. マーケティング戦略
  4. 売上向上
  5. 顧客満足度向上

【解消できるお悩み】

  1. 顧客をグループ分けして分析したいけど、方法がわからない…
  2. どんな顧客にアプローチすれば、効果的に売上を伸ばせるの?
  3. 限られたマーケティング予算を有効活用したい
  4. 顧客満足度を高め、リピーターを増やしたい

記事作成者

【人物】株式会社志庵 代表取締役 佐藤 光 起業6年目

【経歴】株式会社光通信➜光通信同期と起業➜データアナリスト転職➜SaaSで2度目起業

【会社実績】

SaaS 資金調達無しARR2億円

SaaS GMV200億円

【内容】自社AaaSであるStruccle、webスクレイピング、BigQueryに関する記事を作成

各種用語

  • ARR(Annual Recurring Revenue)
    • サブスクリプションサービスの年間売上※当社はSaaS売上
  • Struccle(ストラクル)
    • 株式会社志庵が独自開発しているAaaS
  • AaaS(アース)
    • Data Analytics as a Serviceの意
  • SaaS(サース)
    • Software as a Serviceの意
  • GoogleCloudPlatform
    • Googleが提供するクラウドプラットフォーム。この中に様々なサービスが存在する。
  • GCP(ジーシーピー)
    • GoogleCloudPlatformの略
  • BigQuery(ビッグクエリ)
    • 上記GCPの中に含まれるデータ分析基盤サービス
  • SQL(エスキューエル)
    • データベースを操作するプログラミング言語
  • クエリ
    • SQLで記述した命令文
    • クエリ例)
      • SQL構文のクエリ⬇
        • SELECT item_name, price FROM sales_table where price >= 1000;
        • 上記クエリ(命令文)の意味としては「売上テーブル(sales_table)から価格(price)が1000円以上の商品名(item_name)と価格(price)を抽出する」
  • ペタバイト
    • データの単位 ペタバイト=1000テラバイト=約100兆行のデータ

概要

顧客を理解し、ニーズに合わせたサービスや商品を提供することは、ビジネス成功の鍵です。顧客セグメンテーションは、顧客を属性や行動に基づいてグループ分けすることで、より効果的なマーケティング戦略や商品開発を可能にする手法です。しかし、顧客データは膨大で複雑なため、手作業でセグメント分けを行うのは困難です。

今回は、Google Cloudのデータウェアハウス「BigQuery」を使って、顧客セグメント分析を行い、ターゲット顧客を特定する方法を解説します。BigQueryの強力な分析機能を活用することで、大量の顧客データから効率的にセグメントを抽出し、それぞれのグループに最適な戦略を立案することができます。この記事では、BigQueryと公開データセットを使って顧客セグメント分析を行い、ビジネスに役立つインサイトを得る方法を、具体的な例を交えながら紹介します。データ分析初心者の方でも、BigQueryを使えば、顧客セグメンテーションを理解し、実践的な分析スキルを習得できるでしょう。

目次

  1. BigQueryで顧客セグメント分析を行うメリット
  2. 分析に使用するBigQueryのデータセット
  3. BigQueryで顧客セグメント分析を行う手順
    1. 1. データ確認
    2. 2. データ加工
    3. 3. セグメントの作成
    4. 4. 考察と分析結果の活用
  4. BigQueryを使った顧客セグメント分析例
  5. FAQ:BigQueryに関するよくある質問
  6. まとめ:BigQueryで顧客セグメント分析を行い、ビジネス戦略を最適化しよう!

1. BigQueryで顧客セグメント分析を行うメリット

BigQueryは、顧客セグメント分析に最適なツールです。その理由は、以下の様なメリットがあるからです。

  • 大規模データの高速処理: 膨大な顧客データを高速に分析できるため、複雑なセグメンテーションも効率的に行えます。
  • 様々なデータソースとの連携: 公開データ、自社データ、外部データなど、様々なデータソースと連携できるため、顧客属性や行動に関する多様なデータを統合的に分析できます。
  • 豊富な分析機能: SQL、機械学習、統計分析など、高度な分析機能を利用できるため、多様な基準でセグメントを作成できます。
  • コストパフォーマンスの高さ: 従量課金制なので、必要な時に必要なだけ利用でき、コストを抑えられます。
  • 高いセキュリティ: Google Cloudの強固なセキュリティ基盤により、安心してデータを管理できます。

2. 分析に使用するBigQueryのデータセット

今回の分析では、BigQueryの公開データセット「bigquery-public-data:austin_bikeshare.bikeshare_trips」を使用します。このデータセットは、テキサス州オースティン市の自転車シェアリングサービス「Austin B-cycle」の利用に関するデータを含んでおり、利用者の種類、自転車の種類、利用時間、利用場所などの情報が記録されています。今回は、このデータセットを顧客データに見立てて分析を行います。

3. BigQueryで顧客セグメント分析を行う手順

BigQueryで顧客セグメント分析を行う手順は以下の通りです。

3.1 1. データ確認

まず、データセットの内容を確認します。BigQueryコンソールのUIでデータセットのスキーマを確認したり、サンプルデータをプレビューしたりすることで、データの構造や内容を理解することができます。`austin_bikeshare.bikeshare_trips`テーブルには、自転車シェアリングサービスの利用に関する詳細情報が記録されています。

3.2 2. データ加工

必要に応じて、データを加工します。例えば、日付データを年、月、日、曜日などに分割したり、特定の利用時間帯に絞り込んだり、利用場所別にデータをグループ化したりします。BigQueryは、SQLを使ってデータ加工を行うための様々な関数を提供しています。

3.3 3. セグメントの作成

加工したデータに対して、SQLクエリやBigQuery MLなどを用いて顧客をセグメントに分けます。例えば、利用頻度、利用時間帯、利用場所、自転車の種類などを基準に、顧客をグループ化することができます。また、機械学習を用いて、より複雑な基準で顧客をセグメント分けすることも可能です。

3.4 4. 考察と分析結果の活用

作成したセグメントの特徴を分析し、それぞれのグループに最適なマーケティング戦略やサービス改善を検討します。例えば、頻繁に利用する顧客層には、よりお得な料金プランを提案したり、特定の場所に集中している顧客層には、その地域に合わせた広告を配信したりすることができます。

4. BigQueryを使った顧客セグメント分析例

今回は、BigQuery公開データセット bigquery-public-data.austin_bikeshare.bikeshare_trips を分析し、顧客セグメント分析を行い、ターゲット顧客を特定する方法を解説します。

このデータセットには、オースティン市の自転車シェアサービスの利用履歴が記録されており、顧客の利用時間や利用場所、利用頻度などを分析することで、顧客をグループ分けし、それぞれのグループに最適なマーケティング戦略を立てることができます。

BigQuery分析例:利用時間帯別顧客セグメント

顧客の利用時間帯によって行動パターンが異なる可能性に着目し、利用開始時間(start_time)の時間帯別に、顧客をセグメント化します。

SELECT
  subscriber_type,
  CASE
    WHEN EXTRACT(HOUR FROM start_time) BETWEEN 7 AND 10 THEN 'Morning Commuter'
    WHEN EXTRACT(HOUR FROM start_time) BETWEEN 11 AND 14 THEN 'Lunch Break Rider'
    WHEN EXTRACT(HOUR FROM start_time) BETWEEN 15 AND 18 THEN 'Afternoon Commuter'
    WHEN EXTRACT(HOUR FROM start_time) BETWEEN 19 AND 22 THEN 'Evening Rider'
    ELSE 'Other'
  END AS time_segment,
  COUNT(*) AS trip_count
FROM `bigquery-public-data.austin_bikeshare.bikeshare_trips`
WHERE subscriber_type IS NOT NULL
GROUP BY 1, 2
ORDER BY subscriber_type, trip_count DESC

【BigQuery SQL解説】

  • WHEREでsubscriber_typeがNULL以外を抽出します。
  • EXTRACT(HOUR FROM start_time) で、利用開始時間(start_time)の時間帯を抽出します。
  • CASE文とWHEN句を用いて、時間帯別に顧客を「Morning Commuter」「Lunch Break Rider」「Afternoon Commuter」「Evening Rider」「Other」の5つのセグメントに分類します。
  • COUNT(*)で、各セグメントに属する顧客の利用回数をカウントします。
  • GROUP BY句で、顧客タイプ(subscriber_type)と時間帯セグメント(time_segment)ごとに集計します。
  • ORDER BY句で、顧客タイプ(subscriber_type)と利用回数(trip_count)の降順に並べ替えます。

【BigQuery分析での活用例】

  • 時間帯別に顧客をセグメントすることで、それぞれのグループの利用状況やニーズを把握し、ターゲットを絞ったプロモーション施策を展開できます。
  • 例えば、「Morning Commuter」セグメントに対しては、通勤時間帯の割引キャンペーンや、駅周辺での広告展開などが効果的かもしれません。
  • 一方、「Lunch Break Rider」セグメントには、オフィス街周辺の飲食店とのタイアップキャンペーンや、ランチタイム限定の割引クーポンなどが有効と考えられます。

実行結果

BigQuery分析例:利用頻度別顧客セグメント

顧客の利用頻度に基づいて顧客をセグメント化します。

ここでは顧客(subscriber_type)ごとに利用回数(total_trips)を集計し、利用頻度に応じて「Heavy User」「Regular User」「Casual User」の3つのセグメントに分類します。

WITH trips_by_subscriber AS (
  SELECT
    subscriber_type,
    COUNT(*) AS total_trips
  FROM `bigquery-public-data.austin_bikeshare.bikeshare_trips`
  WHERE subscriber_type IS NOT NULL
  GROUP BY 1
)
SELECT
  subscriber_type,
  total_trips,
  CASE
    WHEN total_trips >= 50 THEN 'Heavy User'
    WHEN total_trips BETWEEN 10 AND 49 THEN 'Regular User'
    ELSE 'Casual User'
  END AS usage_segment
FROM trips_by_subscriber
ORDER BY total_trips DESC

【BigQuery SQL解説】

  • WITH句でtrips_by_subscriberという共通テーブル式を定義し、顧客タイプ別の利用回数を集計します。
  • CASE文とWHEN句を用いて、利用回数に応じて顧客を「Heavy User」「Regular User」「Casual User」の3つのセグメントに分類します。
  • ORDER BY句で、利用回数(total_trips)の降順に並べ替えます。

【BigQuery分析での活用例】

  • 利用頻度別に顧客をセグメントすることで、ロイヤリティの高い顧客や、潜在的な顧客などを特定できます。
  • 「Heavy User」セグメントに対しては、特別な特典や限定サービスを提供することで、更なる利用促進を図り、ロイヤルカスタマー化を目指せます。
  • 「Casual User」セグメントには、利用頻度を高めるためのキャンペーンや、サービスの魅力を伝える広告などを配信することで、継続的な利用を促すことが有効と考えられます。

注意点

  • これらのクエリは、BigQuery公開データに基づいています。データの正確性や最新性については、実際のBigQuery公開データをご自身でご確認ください。
  • 当該分析は、様々な要因を総合的に判断する必要があります。これらのクエリは分析の一例であり、意思決定の根拠として単独で使用すべきではありません。

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5. FAQ:BigQueryに関するよくある質問

Q1. BigQueryの無料枠を超えて利用すると、どのくらい費用がかかりますか?

A1. 無料枠を超えた場合、従量課金制で料金が発生します。料金は、処理したデータ量やストレージ容量などによって異なります。詳しくは、BigQueryの料金ページをご確認ください。

Q2. BigQueryで使えるSQLは、他のデータベースと同じですか?

A2. BigQueryは標準SQLをサポートしており、他のデータベースで学んだSQLの知識を活かすことができます。ただし、BigQuery独自の関数や構文も存在するため、BigQueryのドキュメントで詳細を確認することをおすすめします。

Q3. SQLの学習には、どのような教材がありますか?

A3. SQLの学習には、オンライン学習サイト、書籍、動画教材など、様々な教材があります。初心者向けの教材から、上級者向けの教材まで、レベルに合わせて選ぶことができます。Googleが提供するBigQueryのチュートリアルもSQLの学習に役立ちます。

6. まとめ:BigQueryで顧客セグメント分析を行い、ビジネス戦略を最適化しよう!

BigQueryは、顧客セグメント分析に最適なツールです。BigQueryの高速な処理性能、豊富な分析機能、そして無料公開データセットを活用することで、顧客を深く理解し、それぞれのセグメントに最適な戦略を立案することができます。ぜひ、BigQueryを導入し、データ分析の力をビジネスに活かしましょう。

BigQuery導入サポート、転職検討中の方はお問い合わせフォームからご相談くださいませ。

誠心誠意精一杯対応いたします。

【参考URL】

GoogleCloudPlatform:https://console.cloud.google.com/welcome/new

BigQuery:https://cloud.google.com/bigquery?hl=ja

BigQueryリリース情報:https://cloud.google.com/bigquery/docs/release-notes

BigQuery料金:https://cloud.google.com/bigquery/pricing

BigQuery料金無料枠:https://cloud.google.com/bigquery/pricing?hl=ja#free-tier

Google Cloud活用事例:https://cloud.google.com/customers/index.html?hl=ja#

Looker Studio:https://cloud.google.com/looker-studio?hl=ja

Looker Studioサンプル:https://cloud.google.com/bigquery/docs/visualize-looker-studio?hl=ja

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