記事の対象者と解消できるお悩み
【対象者】
プログラミング未経験のビジネス職
【興味関心】
- データ分析にご興味がある
- 業務で必要としている
【解消できるお悩み】
- BigQuery初心者でも簡単に使い始められるようになります
- BigQueryを使ったデータ分析のノウハウや事例を参考に課題解決ができます
記事作成者
【人物】株式会社志庵 代表取締役 佐藤 光
【経歴】株式会社光通信営業➜起業➜データアナリスト➜SaaSで2度目起業➜
資金調達無しARR2億円
GMV200億円
【内容】自社AaaSであるStruccle(ストラクル)、webスクレイピング、GoogleCloudPlatformのBigQueryに関する情報を伝えている。
【各種用語】
ARR(Annual Recurring Revenue):サブスクリプションサービスの年間売上※当社はSaaS売上
Struccle:株式会社志庵が独自開発しているAaaS
AaaS:Data Analytics as as Serviceの意
GoogleCloudPlatform:Googleが提供するクラウドプラットフォーム。このプラットフォームの中に様々なサービスが存在する
GCP(ジーシーピー):GoogleCloudPlatformの略
BigQuery(ビッグクエリ):上記GCPの中に含まれる、データ分析基盤サービス
BigQueryとは?
BigQueryは、Google Cloud Platformが提供するフルマネージド型のサーバーレスデータウェアハウスです。
ペタバイト規模のデータに対して、高速なSQLクエリを実行し、分析することができます。
従来のデータウェアハウスと比べて、圧倒的な処理速度とスケーラビリティ、コストパフォーマンスの高さが特徴です。
BigQueryは、データの保存、処理、分析といった作業をすべてGoogleが管理するため、ユーザーはインフラストラクチャの管理に煩わされることなく、データ分析に集中できます。
また、Google Cloud Platformの他のサービスと連携することで、より高度なデータ活用が可能になります。
私はBigQuery一筋で7年間使っています。
当社でのBigQuery活用事例
- データ集計および分析
- BIツールのためのデータ処理
- アプリのデータベース
- 大量のバッチ処理
- 機械学習
- 生成AI Gemini
当社では上記のように幅広い領域で活用しており、
もうBigQuery無しは考えられないほど、当社サービスにタップリと組み込まれています。
当社では特にBigQueryの利用コスト削減が非常に得意です。当社では常軌を逸するほど低コストで利用しています。
※ちなみに、私(佐藤)は世界一好きなサービスです Googleがんばれ
BigQueryのメリット
- 圧倒的な処理速度とスケーラビリティ: BigQueryは、独自の分散処理技術により、ペタバイト規模のデータに対しても高速なクエリ処理を実現します。データ量が増えてもパフォーマンスが低下せず、ビジネスの成長に合わせて柔軟にスケールできます。
- コストパフォーマンスの高さ: BigQueryは、従量課金制を採用しており、使用したリソースの分だけ料金が発生します。そのため、初期費用を抑え、必要な時に必要なだけ利用することができます。また、無料枠も用意されているため、気軽に試すことができます。
- 豊富な分析機能と機械学習機能: BigQueryは、標準SQLに加えて、ユーザー定義関数や機械学習関数など、豊富な分析機能を提供しています。BigQueryMLを使えば、SQLで簡単に機械学習モデルを構築し、予測分析を行うこともできます。
- セキュリティと信頼性: BigQueryは、Googleの堅牢なセキュリティ基盤上で運用されており、データの安全性と信頼性は高く保証されています。アクセス制御やデータ暗号化など、様々なセキュリティ機能が提供されています。
BigQueryの活用シーン
- 顧客分析: 顧客属性、購買履歴、Web行動履歴などのデータを分析することで、顧客理解を深め、ターゲティング精度を向上させることができます。顧客セグメントごとに最適なマーケティング施策を実施し、顧客満足度向上や売上向上に繋げられます。
- 売上分析: 売上データ、商品データ、顧客データなどを分析することで、売上動向を把握し、販売戦略を最適化することができます。売れ筋商品や販売チャネルの分析、需要予測などを行い、売上拡大を目指せます。
- Webサイト分析: Google Analyticsなどのデータと連携し、Webサイトのアクセス状況を分析することで、ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させることができます。アクセス数の推移、ユーザー属性、離脱率などを分析し、Webサイトの改善に活かせます。
- マーケティング分析: 広告キャンペーンの効果測定、顧客獲得チャネルの分析など、マーケティング活動の効果を最大化するために活用できます。費用対効果の高いマーケティング施策を実施し、ROI(投資利益率)向上を目指せます。
- 業務効率化: 社内の様々なデータを分析することで、業務プロセスを効率化することができます。ボトルネックの発見、業務フローの改善、自動化などを行い、業務効率向上に貢献できます。
BigQueryを始めるには?
- Google Cloud Platformのアカウント作成
BigQueryを利用するには、Google Cloud Platformのアカウントが必要です。Googleアカウントがあれば簡単に作成できます。
- BigQueryの料金体系と無料枠
BigQueryは従量課金制ですが、無料枠も用意されています。無料枠内であれば、費用をかけずにBigQueryを試すことができます。
プランにもよりますが、数GB程度のデータなら無料で分析可能です!
- 簡単なデータ分析チュートリアル
Googleが提供するチュートリアルや無料のサンプルデータを利用することで、BigQueryの基本的な使い方を学ぶことができます。
BigQueryに関するよくある質問
Q1. BigQueryは誰でも無料で使えるのですか?
A1. はい、BigQueryには無料枠が用意されており、一定の使用量までは無料で利用できます。無料枠を超えた場合は、従量課金制で料金が発生します。詳細な料金体系はGoogle Cloud Platformの料金ページをご確認ください。
Q2. BigQueryを使うにはプログラミングの知識が必要ですか?
A2. SQLの基本的な知識があれば、BigQueryでデータ分析を行うことができます。Googleは、BigQueryの初心者向けチュートリアルやサンプルデータを提供していますので、プログラミング経験がなくても学習することができます。
Q3. BigQueryはどのようなデータ形式に対応していますか?
A3. BigQueryは、CSV、JSON、Avro、Parquetなど、様々なデータ形式に対応しています。また、Google Cloud StorageやGoogle Driveなどのストレージサービスから直接データを読み込むこともできます。
Q4. BigQueryで分析できるデータ量はどのくらいですか?
A4. BigQueryは、ペタバイト(1000テラバイト)規模のデータに対しても高速なクエリ処理を実現できます。データ量が増えてもパフォーマンスが低下せず、ビジネスの成長に合わせて柔軟にスケールできます。
Q5. BigQueryのセキュリティ対策はどのようになっていますか?
A5. BigQueryは、Googleの堅牢なセキュリティ基盤上で運用されており、データの安全性と信頼性は高く保証されています。アクセス制御、データ暗号化、監査ログなど、様々なセキュリティ機能が提供されています。
Q6. BigQueryと他のデータウェアハウスとの違いは何ですか?
A6. BigQueryは、フルマネージド型のサーバーレスデータウェアハウスであるため、インフラストラクチャの管理が不要で、従量課金制で利用できる点が大きな違いです。また、BigQueryは、Google Cloud Platformの他のサービスと連携することで、より高度なデータ活用が可能になります。当社で利用していますが非常に低コストで大量データの分析が可能です。
Q7. BigQueryの導入サポートはありますか?
A7. はい、当社でBigQueryの導入サポートも行っています。「データがまだ整備されてない」「エクセルファイルでも大丈夫?」「データはあるが分析者がいなくて、」等のお困りごとからご相談を伺いますのでご安心ください。当社問い合わせページからお問い合わせください。
Q8. BigQueryの学習リソースにはどのようなものがありますか?
A8. Googleは、BigQueryの公式ドキュメント、チュートリアル、サンプルコードなどを提供しています。また、オンライン学習プラットフォームや書籍など、様々な学習リソースがあります。また当社でもyoutube動画やブログで学習できるようにしていますのでご覧ください。
Q9. BigQueryに関する質問はどこにすれば良いですか?
A9. BigQueryに関する質問は、Google Cloud PlatformのコミュニティフォーラムやStack Overflowなどで質問することができます。また、Google Cloud パートナーに問い合わせることもできます。
Q10. BigQueryの将来性は?
A10. BigQueryは、Googleが積極的に開発を進めているサービスであり、今後も機能強化やアップデートが期待されます。
データ分析の重要性が高まる中で、BigQueryはますます重要な役割を果たしていくと考えられます。
特に最近は毎週のように新しい機能が追加されたり、試験運用版が本番用になったりとGoogleが非常に力を入れています。
まとめ BigQueryでデータ分析を始めよう!
BigQueryは、高速な処理速度、スケーラビリティ、コストパフォーマンス、豊富な分析機能など、多くのメリットを持つデータウェアハウスです。
現代のビジネスパーソンにとってデータ分析は必須スキルです。
BigQueryを活用することで、データに基づいた意思決定を行い、ビジネスの成長を加速させることができます。
ぜひ、この機会にBigQueryでデータ分析を始めてみましょう。
導入サポートをご希望の企業様はお問い合わせフォームからご相談くださいませ。
誠心誠意精一杯対応いたします。
【参考URL】
GoogleCloudPlatform:https://console.cloud.google.com/welcome/new